「気づけばギガが減ってる…」その原因、スマホの設定かも?

Wi-Fiに接続しているのに、スマートフォン(以下、スマホ)がいつの間にか4Gや5Gで通信していてギガ(モバイルデータ通信量)が減っている…。
そんな経験はありませんか?特に、家でWi-Fiを使っているはずなのに気づいたらギガが消費されていると、データ通信量の上限が気になってしまいますよね。
実は、スマホの設定や通信環境によっては、Wi-Fi接続中でも自動的にモバイルデータ通信へ切り替わることがあります。
例えば、Wi-Fiの電波が不安定なときにスマホが勝手にモバイル通信へ移行する機能や、バックグラウンドで動くアプリの影響などが考えられます。
ここでは、スマホが勝手にモバイルデータ通信を使ってしまう主な原因と、その対処法について詳しく解説します。ギガの節約にもつながるので、ぜひチェックしてみてください。

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スマホが勝手にモバイルデータ通信になる原因とは

Wi-Fiに接続しているのに、モバイルデータ通信に切り替わることにはいくつかの原因があります。
Wi-Fiの電波状態、アプリのバックグラウンド通信、OSの設定など、スマホの動作を細かくチェックすることで対策が可能です。
Wi-Fiに接続しているのに4G/5Gに切り替わる理由
Wi-Fiに接続しているつもりが、いつの間にかモバイルデータ通信になっていることがあります。その主な原因はWi-Fiの電波が不安定で、スマホが自動的にモバイルデータ通信へ切り替えてしまうことです。
特に、Wi-Fiルーターから離れた場所や障害物が多い環境では、電波が弱くなりがちです。
また、一部のスマホには「Wi-Fiアシスト」や「スマートネットワークスイッチ」といった機能が搭載されており、Wi-Fiの接続が悪いと自動的にモバイルデータ通信に切り替わることがあります。
この機能は便利ですが、ギガの消費を抑えたい場合は設定でオフにするのがおすすめです。
バックグラウンドで通信するアプリの影響
スマホには、アプリがバックグラウンドで通信を行う機能があります。
たとえば、SNSアプリが自動的に最新の投稿を取得したり、クラウドストレージがファイルを同期したりすることで、意図せずにモバイルデータが消費されることがあります。
特にWi-Fiの接続が一時的に途切れたとき、アプリが自動的にモバイルデータ通信へ切り替わり、バックグラウンドでデータを使用してしまうことがあります。
これを防ぐには、設定から特定のアプリのバックグラウンドデータを制限することで対策が可能です。
OSの設定が原因でモバイル通信が優先されるケース
スマホのOSには、Wi-Fiよりもモバイルデータ通信を優先する設定が組み込まれている場合があります。
たとえば、システムアップデートやアプリの自動更新がWi-Fi未接続時にモバイルデータ通信で行われる設定になっていると、大量のデータ通信が発生することがあります。
また、iPhoneでは「Wi-Fiアシスト」、Androidでは「モバイルデータの自動切り替え」などの機能が有効になっていると、Wi-Fiの接続が不安定なときにモバイルデータ通信へ移行しやすくなります。
筆者が光回線のサポート業務をしていたとき、あるお客様から「自宅のWi-Fiに接続しているはずなのにギガが減る」と相談を受けたことがあります。
調べてみると、スマホの「Wi-Fiアシスト」がオンになっており、Wi-Fiの電波が少しでも不安定になるとモバイルデータ通信に切り替わっていたのです。この機能をオフにしたところ、ギガの消費が抑えられました。
スマホの設定を見直し、Wi-Fiを優先的に利用するように調整することで、不要なギガの消費を防ぐことができます。
Androidスマホでギガが勝手に減る設定を見直そう

ここでは、Androidスマホで意図せずモバイルデータ通信量(ギガ)が消費されるのを防ぐための設定を見直す方法について解説します。
Wi-Fiアシスト機能の無効化、バックグラウンドデータ通信の制限、アプリの自動更新設定の変更など、データ使用量を節約するためのポイントを確認しましょう。
Wi-Fiアシスト機能をオフにする
Androidスマホには「Wi-Fiアシスト」や「モバイルデータの自動切り替え」機能が搭載されていることがあります。
この機能がオンになっていると、Wi-Fiの電波が不安定な際に自動的にモバイルデータ通信へ切り替わってしまいます。設定からこの機能をオフにすることで、ギガの消費を防ぐことができます。
バックグラウンドデータ通信を制限する
アプリがバックグラウンドで通信を行うと、気づかないうちにデータが消費されることがあります。
「設定」→「データ使用量」、次に「モバイルデータ使用」または「データ使用量」一覧に進み、各アプリごとの使用状況を確認してみましょう。
バックグラウンドデータの使用を制限するためのオプション(たとえば「バックグラウンドデータの制限」や「データ使用を制限」など)を設定できます。
アプリの自動更新をWi-Fi接続時のみ許可する
Google Play ストアの設定で「アプリの自動更新」をWi-Fi接続時のみ許可するように設定すると、モバイルデータを節約できます。
設定方法は、Play ストアを起動し、メニューまたはアカウントアイコンから「設定」を選択します。
次に「ネットワーク設定」または「全般」メニュー内にある「アプリの自動更新」の項目を開き、「Wi‑Fi経由のみ」または「Wi‑Fi接続時のみ」を選択します。
この方法により、モバイルデータ通信を使わずにWi‑Fi接続時のみ自動更新が行われ、データ消費を抑えることができます。
iPhoneでモバイルデータ通信が勝手に使われる場合の対処法

ここでは、iPhoneで意図せずモバイルデータ通信が使用されるのを防ぐ方法について解説します。
Wi-Fiアシスト機能の無効化や、iCloud関連の同期設定の見直しなど、無駄なデータ消費を抑えるための設定変更を確認しましょう。
Wi-Fiアシストとモバイル通信の設定を確認する
iPhoneの「Wi-Fiアシスト」機能がオンになっていると、Wi-Fiの接続が不安定な際に自動的にモバイルデータ通信に切り替わることがあります。
設定から「Wi-Fiアシスト」をオフにすることで、無駄なデータ消費を防ぐことができます。
方法は、ホーム画面から「設定」アプリを開き、「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップします。
設定画面を下までスクロールすると、「Wi‑Fiアシスト」という項目が表示されます。
この「Wi‑Fiアシスト」のトグルスイッチをタップしてオフ(グレー表示)にします。
iCloud関連の同期設定を見直す
iCloudのバックアップは、Wi-Fiに接続され、電源に接続され、さらに画面がロックされているときに自動的に実行される仕組みになっています。
そのため、通常、モバイル通信を使ってバックアップが行われることはありません。特別な設定をしなくても、Wi-Fi環境でのバックアップのみが行われるようになっています。
ただし、iCloudフォトライブラリを有効にしている場合は少し事情が異なります。
デフォルトの設定では、撮影した写真や動画がWi-Fiとモバイル通信の両方を使ってiCloudへアップロードされるため、モバイルデータ通信の利用が発生します。
Wi-Fi環境がない場所でのアップロードが続くと、意図しないデータ通信量が増えてしまう可能性があります。
モバイルデータ通信の使用を抑えたい場合は、iCloudの設定で「Wi-Fi接続時のみアップロードする」オプションを有効にするのがおすすめです。
これにより、Wi-Fi環境が整っているときにのみ写真や動画のアップロードが行われ、モバイル通信量を節約することができます。
スマホのWi-Fi接続を安定させてギガ不足を防ぐ方法

ここでは、スマホのWi-Fi接続を安定させ、不要なモバイルデータ通信の発生を防ぐ方法について解説します。
Wi-Fiの接続情報をリセットする方法や、ルーターの設定を最適化することで、通信環境を改善し、ギガ不足を防ぐポイントを確認しましょう。
Wi-Fiの接続情報をリセットする
スマホのWi-Fi接続が不安定な場合、まず試したいのが「Wi-Fiの接続情報のリセット」です。
スマホは一度接続したWi-Fiの情報を記憶して、次回以降自動的に接続します。しかし、ルーターの設定変更や電波干渉の影響で、過去の設定が合わなくなり接続が不安定になることがあります。
この場合、スマホのWi-Fi設定から一度ネットワークを「削除」し、再度接続し直すことで改善することがあります。
また、iPhoneなら「ネットワーク設定のリセット」、Androidなら「Wi-Fi設定のリセット」機能を使うと、より確実にリフレッシュできます。
ルーターの設定を見直して通信を最適化する
ルーターの設定を調整することで、Wi-Fiの通信環境を最適化できます。
まず確認したいのが「Wi-Fiの周波数帯」です。Wi-Fiには2.4GHz帯と5GHz帯の2種類があり、2.4GHzは遠くまで届くものの混雑しやすく、5GHzは速度が速いですが障害物に弱いという特徴があります。環境に応じて、適切な周波数帯を選ぶことが大切です。
また、ルーターの設置場所も重要です。壁や家具で電波が遮られると接続が不安定になるため、部屋の中心部や見通しの良い場所に置くのがベストです。
さらに、ルーターのファームウェアを最新のものに更新することで、安定性が向上する場合もあります。
ギガを節約しながらスマホを快適に使うコツ

ここでは、スマホのモバイルデータ通信量(ギガ)を節約しながら、快適に利用するための方法について解説します。
アプリのデータ使用状況を定期的にチェックすることや、データセーバー機能の活用、Wi-Fi環境の最適化など、無駄な通信を抑えるためのポイントを確認しましょう。
モバイルデータ通信の使用状況を定期的にチェックする
まず、どのアプリがどれだけデータ通信を使っているか把握することが大切です。
スマホの設定画面から「データ使用量」を確認すれば、どのアプリがギガを消費しているか一目でわかります。
特に動画視聴やSNSアプリはデータ通信量が多くなりがちなので、設定で「バックグラウンドデータの制限」をかけると、無駄な通信を抑えることができます。
また、アプリによっては「低データモード」や「軽量版」が用意されていることもあるので、必要に応じて設定を見直すのがおすすめです。
データセーバー機能を活用する
スマホにはデータ通信を抑える「データセーバー」機能が搭載されています。
Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データセーバー」をオンにすることで、バックグラウンドでの通信を抑え、ギガの消費を減らせます。
iPhoneでも「設定」→「モバイル通信」→「省データモード」を有効にすると、同様の効果があります。
Wi-Fi環境を整えて自動切り替えを防ぐ
Wi-Fiがある場所では、スマホが自動的にWi-Fiに接続するよう設定しておくと、無駄なモバイルデータ通信を防げます。
ただし、「Wi-Fiの電波が弱いときに自動的にモバイルデータに切り替える機能」が有効になっていると、意図せずギガを消費してしまうことがあります。
iPhoneなら「Wi-Fiアシスト」、Androidなら「ネットワークの自動切り替え」をオフにすると、Wi-Fi環境を優先して通信を行うようになります。
また、自宅のWi-Fi環境を見直し、ルーターの設置場所を工夫することで、Wi-Fiの接続が安定し、より快適にインターネットを利用できるようになります。
スマホの設定を見直して、無駄なギガ消費を防ごう

Wi-Fiに接続しているのに、気づけばモバイルデータ通信に切り替わってギガが減っている…。そんな悩みは、スマホの設定を見直すことで解決できるかもしれません。
Wi-Fiアシストやスマートネットワークスイッチなどの機能がオンになっていると、Wi-Fiが不安定なときに自動的にモバイル通信へ切り替わることがあります。
また、アプリのバックグラウンド通信やOSの設定によっても、意図せずデータが消費されることがあります。
今回紹介した方法を試せば、スマホのデータ通信を最適化し、Wi-Fiを優先して使うことができます。無駄なギガ消費を防ぎ、快適なネット環境を整えましょう。



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