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夜だけWi-Fiが遅いのはなぜ?原因とすぐできる改善のコツを解説

インターネットのトラブル

夜になると急にWi-Fiが重くなる…その理由、知っていますか?


夕食後のひととき、子どもが動画を見ている横でドラマを見ようとしたのに、Wi-Fiが遅くて動画が止まってしまった——
そんな経験はありませんか?日中は快適だったWi-Fiが、夜になると急に遅くなると感じる方は少なくありません。

特に家族みんながネットを使い始める時間帯では、Wi-Fiの速度低下が顕著になりがちです。

この「夜間の速度低下」は、私もお客様から最も多く寄せられるご相談の一つです。日中、リモートワークで快適に使えていたのに、夜になると全く使い物にならない、といった声をよく聞きます。

この記事では、Wi-Fiが夜に遅くなる主な原因と、誰でもすぐに試せる具体的な改善策を分かりやすく解説します。

夜のWi-Fiが遅いのは、Wi-Fiの設定や、インターネットの混雑が原因です。焦らず、できることから始めてみましょう。

Wi-Fi経由のインターネット通信が夜になると遅くなるのはなぜ?

通信が集中する夜は「ゴールデンタイム」

夜の8時から10時頃は、家庭内外問わず多くの人がネットを利用する時間帯です。

この時間に大量のデータ通信が発生するため、インターネットサービスプロバイダ(ISP)の設備や、ご家庭で契約されているインターネット回線、そしてWi-Fiルーターにも負担がかかり、通信速度が低下しやすくなります。

現場では、ISP側の設備増強が追いつかないケースや、特定の地域に利用者が集中することでボトルネックが発生する事例を数多く見てきました。

特にマンションタイプなどの共有回線では、他の住人の利用状況がダイレクトに影響するため、夜間の混雑が顕著になりがちです。

Wi-Fiを利用したインターネット通信が夜になると遅くなる主な原因は、宅内のWi-Fi環境だけでなく、インターネット回線全体の混雑なども含まれます

ルーターの性能や設置場所の影響

古いルーターを使っていたり、ルーターをテレビ台の裏や部屋の隅など見通しの悪い場所に設置していたりすると、通信速度が低下する要因になります。

特に夜は家族全員がスマホやタブレットでWi-Fiを利用するため、ルーターの処理能力が限界を迎えがちです。

Wi-Fiルーターの寿命は一般的に4~5年と言われています。
それ以上使っているルーターだと、最新の通信規格に対応していないだけでなく、経年劣化により処理能力が落ち、家族みんなが使う夜間には特にパフォーマンスが低下する傾向にあります。実際に、ルーターを買い替えるだけで劇的に改善するケースは非常に多いです。

また、設置場所については、壁や家電製品の裏に隠してしまうと、電波が遮られてしまい、性能を十分に発揮できません。

ルーターは家の中で最も電波を広げたい場所、例えばリビングの中央や、なるべく高い位置に設置するのが理想的です。

他の電波との干渉も関係あり

Wi-Fiの電波は電子レンジやBluetooth、近隣のWi-Fiなどからも影響を受けます。Wi-Fiルーターの中には、自動で最適なチャンネルを選んでくれる機能もありますが、チャンネルが重複した場合に手動でチャンネルを変更することで干渉を避け、安定した通信を確保できることがあります。

以前、集合住宅にお住まいのお客様から、「隣の部屋のWi-Fiとチャンネルが被っていて夜に速度が出ない」といったご相談を受け、チャンネルを変更して改善しました。

また、特に2.4GHz帯は、Bluetooth機器や電子レンジなど、他の家電製品も利用する周波数帯のため、これらの電化製品から干渉を受けやすいことを覚えておくと良いでしょう。

自宅でできるWi-Fi速度改善の方法


ルーターの再起動と設置場所の見直し
一番手軽にできるのが、Wi-Fiルーターの電源を一度切って数分待ち、再起動することです。

設置場所も見直して、なるべく家の中心部や高い位置、障害物が少ない場所に移動させると改善する可能性があります。

周波数帯を切り替える(2.4GHz/5GHz)

私がWi-Fiトラブルを診断する際、まず確認するのがこの周波数帯です。多くのルーターは2.4GHz帯と5GHz帯の周波数に対応しています。

2.4GHz帯は壁を隔てた部屋や、Wi-Fiルーターから離れた場所でも繋がりやすいですが、電子レンジやBluetooth機器だけでなく、近隣のWi-Fi電波もひしめき合っているため、混雑しやすいのが特徴です。

対して5GHz帯は高速で安定していますが、遮蔽物に弱いため、同じ部屋やルーターから近い場所での利用に適しています。

夜間だけ速度が遅くなる場合は、5GHz帯に切り替えることで快適になることがよくあります。ただし、壁を挟むと急に繋がりにくくなることがあるので注意が必要です。

Wi-Fi中継器やメッシュWi-Fiの導入

Wi-Fiの電波が届きにくい部屋では、中継器を設置することで通信範囲を広げることができます。特に「二階の部屋だけWi-Fiが遅い」「風呂場で動画が見られない」といったご家庭には、中継器が非常に有効です。

また、複数の機器でシームレスに通信したい場合は、メッシュWi-Fiを導入すると快適な通信環境を整えられます。
最近ではIoT家電が増え、家中にWi-Fi機器が散らばっていることも珍しくありません。このような環境では、家中をカバーできるメッシュWi-Fiを使えば安定したネットワーク構築ができます。

初期投資はかかりますが、家族みんなが快適に使える環境を考えると、非常に費用対効果の高い選択肢だと考えています。

それでも改善しないときの選択肢:ポケットWi-Fiの活用

もし上記の対策をしても夜の通信が改善されない場合、ポケットWi-Fiを導入する方法もあります。

特に仕事や子どもの学習に影響が出る場合、家庭用の回線とポケットWi-Fiを併用することで、通信の混雑を分散させることができます。

また、旅行や出張時にも使えるため、一台あると何かと便利です。最近のポケットWi-Fiは速度や通信量も改善されており、家庭用回線の補助としても十分実用的です。

ただし、ポケットWi-Fiも契約プランによっては月間の通信量に上限があったり、利用場所や時間帯によっては速度が安定しない場合もあります。ご自身の利用状況や予算に合わせて検討することが重要です。

そんな中、月額料金が気になる方や通信費を抑えたい方、必要なときだけ使いたい方には、買い切り型チャージ式モバイルWiFi「Free-Style Wi-Fi」 がおすすめです。

夜のWi-Fiストレスを減らすために、今すぐできることをやってみよう


長年、ネットワークの現場に携わってきましたが、Wi-Fiの問題は「これさえやれば大丈夫」という魔法のような解決策はなかなかないものです。

ですが、今回ご紹介したようなルーターの再起動や設置場所の見直し、周波数帯の変更などの基本的な対策を一つずつ試していくことで、多くの場合、改善が見込めます。

特に、夜間の利用集中は避けられない問題ですので、ご自身のWi-Fi環境を最適化することが、ストレスのないネット生活を送るための第一歩となるでしょう。

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